奈良
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新大宮校
【新大宮校】自主的に成績を上げる方法③やりたい気持ちを起こさせる
2023年04月21日
こんにちは！
新大宮校の奥川です。
前回まで二回、新大宮校で実施している「指示待ち人間」ではなく
社会に出てから「自分で考え行動できる人間」を育てるためのやり方を少し説明しています。
今回は三回目になります。
まだ、一、二回をお読みでない方は、こちらをご覧ください。
一回目
https://nara.shinzemi.co.jp/blog/4639?catid=34
二回目
https://nara.shinzemi.co.jp/blog/4662?catid=34
さて、前回のブログを読んでいただき
「言ってることはわかるけど、そんなにうまく子供が動いてくれるはずがない」
「自分が我慢をして信頼するのはいいが、それで子供が自主的に勉強を始めるのだろうか」
「いつまで待てばいいのか、受験や定期テストは待ってくれない」
と思われたのではないでしょうか。
今回は、その点について考えてみたいと思います。
例えば、あなたにセールスマンが何かを売りつけようとしてきました。
こんな風に悪い人に見えるかもしれません、騙されまいとしますよね。
仮にいい商品であり、価格もリーズナブルだとしても
先入観からあなたはおそらく聞く耳を持たないかと思います。
しかし、その製品が、あなたが抱えている問題に役立つものだと説明されたとしましょう。
いきなり印象が変わり、興味を持ちますよね。
こちらから質問もしますし、場合によってはセールスマンに来てもらわなくても
こちらから出向いて買うかもしれません。何が起こったったのでしょう。
セールスマンはあなたに買いたくなる気持ちをおこさせたのです。
そして、あなたの視点が変わったのです。
この原理をお子様に応用できないでしょうか。
もので釣る、ということを申し上げたいのではありません。
「点数が上がれば○○を買ってあげる」
これでは短期的には効果が出るかもしれませんが
長期的にお子様が変わってくれるとは考えにくいですよね。
私は懲罰も賛成できません。点数が悪かったから「○○を禁止」というやつですね。
自分がもしそれと同じことをやられたと考えてみてください。
短期的には効果があるかもしれませんが
長期的にはおそらく信頼関係は崩れ、逆効果になってしまうと思います。
では、何をすればいいのか。
私の今までの経験では、お子様が一番欲しいのは「信頼」「自己承認」だと感じています。
「もの」ではないのです。
自分が頑張っているということを他人に認めてもらえる。
特に保護者に。これが何よりもほしいものなのです。
私の愛読書「人を動かす」にも同じことが書かれています。
「人間の欲求の中で、もっとも得難い欲求は「他人からの称賛」であり
人はみなそれを切望している」と。
他の欲求はたいていお金で買うことができます。
しかし、他人からの称賛というものはお金で買うこともできず
また、他人に与えるのを忘れていることが多いと思います。
こんな例も出ていました。
「もし、家族や従業員に一週間食事を与えなかったら、罪悪感にさいなまれるだろう。
しかし、それと同じくらいの欲求である称賛は一か月ははおろか
一年、十年も与えないで平然としている。」
ただし、ただ褒める、お世辞を言えと勧めているのではありません。
お世辞は、偽金のようなものであり、貰って嬉しい人はいないでしょう。
つまり、お子様を観察し、長所を見つけ、そこを具体的に称賛してやる。
成績があがれば、分かりやすくて称賛しやすいのですが、もちろんそれだけではありません。
小さなことでも正しい評価をすれば、満足します。
そしてお子様は、自分からもっと期待に応えようと動き出すのです。
いままで悪いところばかり見えていたかもしれません。
しかし、あなたのお子様です。いいところもたくさん持っているに決まっています。
そこを具体的に称賛していくのです。
これらは本から学んだことではありますが、塾の授業にも取り入れています。
私は褒めることは大好きです。時には厳しい話もしますが、個人攻撃はしません。
だから、生徒と強い信頼関係で結ばれていると信じています。
これも少人数だからできることなのです。たくさんの生徒に一斉授業する場合は
このような一人一人の長所にまで目が届きません。
ましてや、一人一人に声掛けすることすら困難です。
「教えること」の内容が進学ゼミナールは違うのです。
新大宮校は「本気でやる子を育てるために存在します」
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皆様のお子様と一緒に勉強できる日を楽しみにしています!
