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東山駅前校

【東山駅前校】問われたときに何て答えよう?の話

2024年05月24日

中学生の定期テストが本日で終わりました。

先週の土日は「直前演習」といって6時間×2日間の学習を多くの生徒が頑張ってくれました。

その時間中に学習の進み具合を2つの質問をすることで確認していました。

一つ目の質問「今テスト勉強はどんな感じ?」について

現在の東山駅前校の生徒の多くが「英語の過去問が○回、数学が▽回、(以下略)」と答えるようになっています。

正直、質問で「どんな感じ?」と尋ねられたら答えづらいですよね。。。しかし、進捗状況を答えるということが多くの生徒が

できるようになっています。

もう一つの質問「出来具合は?」について

過去問でいくつの設問数間違ったか答えるようになっています。

この2つの質問は過去問演習の前倒しと、進捗状況を数値で答える習慣をつけるために今回はまだ定期テストを受けていない

中1生から徹底しています。大人でも数値を意識して自身の行動について報告するのが難しいですが。。。

今のところ上記のように答えられる生徒は全体の8割くらいですが、しかし次回のテストで9割の生徒が定着する

ことを狙っており、次は教材の使用法の徹底に繋げていく予定です。これが成績が伸びる生徒になってもらう

一つの方法だと思っています。

 

話は変わりまして中1生に話をした際、「話された内容を相手に理解したと伝えるためにどうしたら良い?」という質問をしました。

1人目の生徒は「相手の目を見て話を聞き、うなずきながら話を聞く。」というような答えが返ってきました。

そこで、即座に「ブブー×」と言うと、笑いと同時に周りに動揺の空気が少し広がりました。その様子を見てすぐ

に2人目の生徒に発問すると間髪入れずに「言われたことを即行動に移す」と返ってきました。満点の解答ですね。

相手の話が理解出来たら行動に移さないと理解したということを相手に示せません。うなずきながら話を聞いて

いても何も変わらないことだってありますから。でも、一人目の生徒が答えた内容も話を聞く姿勢としては正しい

答えです。残念ながら理解していることを表す所作ではないですけどね。

【発問されて答えてくれた二人】

この一連のやりとりを見て中1生には話を理解するということ。ひいては話の中身である定期テストの勉強の仕方について随分理解が

深まったようです。実は彼らは小学生のときから進ゼミに通っていた生徒で、特に発問されたとき間違った答えをいうときもはっきり

答えていた生徒でした。臆せず応答することを続けていると理解が深まり、そういった生徒を核にして学年全体の理解が深まる。そ

を期待していましたが今のところ順調です。

上記のエピソードは小学生から塾通いするメリットは?ということへの一つの答えでもありますね。

 

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