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東山駅前校
【東山駅前校】「高校生のリアル」のお話
2024年04月12日
4月から高校生のチュータリングコースが始まりました。
高校1年生は高校合格してから既に何度か実施していましたが、本格的に高校生として始めています。また高校2年生3年生は初めてのチュータリングが行われました。
そもそも高校生たちはもとより、保護者の方も「チュータリング???」という方もいらっしゃるかもしれません。
初回のチュータリングは、どのような目的でどのようなことをやっていくか全学年とも確認していきました。
これから始まる1年間で留意していくべき点、また自分自身の将来に向けてどういったことを考えて何をしていくべきか。一緒に考えていこうということを伝えています。
前回のブログで進学ゼミナールの存在意義として意味づけられている「本気でやる子を育てる」について書きましたが、このチュータリングの時間でも、生徒の皆さんに自分自身の高校生活、ひいては自分の将来について真剣に考える時間であるということを共有しました。各生徒の皆さんには今後の具体的な学習の進め方を考えていく上で、一人一人方向性が違うということ、その方向性は自分で考えることがまず最初の出発点だと言うことを伝えています。その中で具体的に今現在の生活で不安に思っていることや、知りたいことのヒアリングを行いました。
一番多かった声が、「目標を見つけることが難しい」であったり、「進路を考える上で知らないことが多くて、どのように考えたらいいか分からない」ということが挙げられました。合わせて「やらないといけないということはわかっているけれど、やっぱり一人ではなかなか行動に移せない」というような声も上がっていました。
コレが今の高校生の「リアル」です。あまり中学生と学習面での悩みや不安は変わらないようです。
水曜日に自習に来た高2生に「実は昨年までの自習室コースで良かったのに何でチュータリングコースやねんって否定的な気持ちでいました。でも、実際やってみてホンマ良かったと思います。」と言ってもらい、ちょうど授業で東山にやって来ていた弊塾の代表にも同じようにいってくれてました。嬉しいですね。
【↑チュータリング議事録(東山駅前校ver)】
「なんかあんまり勉強の話してなくない!?」と思われた方が多くいらっしゃいませんか!?「塾なのにもっと細かい学習内容を確認しないの!?」と思われるかもしれません。そのようにお感じになられるのも無理ありません。高校の勉強は難しいんだからどんどん学習計画を立てて追い立てないといけないんじゃないの?と思われるのが普通です。
でもそういう方たちも少し立ち止まって考えてみていただきたいです。特に大人の方たちに「高校って何が印象に残ってる?」「若い人たちに高校生活をどのように過ごしてほしいですか?」と問われて「勉強!!将来を決める最終学歴になることが多いんだからそら1にも2にも高校生、高校生活はそりゃ勉強!」とお答えになられますか?個人的な感覚では少ないのではないかと思います。また、4月現在でも、まだ多くの学校で本格的な学習活動が始動しておらず、GW以降にそれは行われます。上記の議事録もまず4月の今を上手く軌道に乗せるための内容にしていますので、本格的な時期に入ると項目も変更していきます。
限られた高校生活だからこそ、また勉強が大切なものであるからこそ高校生は皆、「青春」(なんか照れくさいですねこの言葉)と勉強の両立が大変なんだと思います。このチュータリングは自立型学習の形を採っており、生徒自身が考え、実行していく力を引き出すことに主眼を置いています。人にやらされる勉強は長続きしません。人生百年、持続可能な学習スタイルを身につけることがその人の進路実現や幸せにきっと繋がると考えています。
高校生の悩みや不安を解決する道を探ったり、ときには背中を押してあげて学習を阻害する障壁を取り除き学習する環境を整えるのがこの「チュータリング」の時間です。高校生は小学生中学生と比べると自分で考えたり行動する範囲が広がっています。そのため大人な扱いを受けることも多くあります。小中学生の保護者の皆様には高校生はなんかスゴイ大人だな!と感じる面もあります。しかしやはりまだまだ学生の立場です。自分一人ではなかなか解決できないことも多くあります。また経験が不足している分、先の見通しが大人のようにはいかない点も考慮しないといけません。頑張らないといけないけれど、どうしたらいいかわからない、どう考えたらいいかわからないっていうことが障壁となって、「成績がうまくいかない」が積み重なる。そして自分自身に期待ができない。将来について悲観的になるようなことは悲しいことだと思います。頑張ろうとしている高校生をしっかりとサポートする活動をこれから進学ゼミナールとして頑張っていきたいと思います。
昨日4/11(木)のチュータリング実施の議事録を各家庭に送信しています。あるご家庭では、家ではあまり話さないので本人の考えていることが分かって良かったと喜んでいただけている家庭もありました。
「大学入試は」難しい」みんなそう思って勉強しないととか、質問できる環境、集中して勉強出来る場所などに目を向けがちですが、実際やるのは多感な生身の高校生。こういった、勉強も含めた生活に目を向けたフォローすることの大事さと、より専門的な勉強や入試の制度のためなんて声をかけてあげれば良いかわからないと思われる保護者の方への情報共有の必要性を感じますので、頑張っていきます。
↑こんなお言葉をいただけたりしています!!!
今回の内容は高校生の保護者の方だけでなく中学生、特に中3生の保護者の皆様に特に共有したい事柄でした!
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