ここから本文です。
御所葛城校
【バトンタッチ執筆】クロワッサン
2023年01月05日
はーい!こんにちは!
御所葛城校の波左間です!
本日もバトンタッチ執筆!
竹林先生、二度目の登場!
ではでは~どうぞ~
みなさんこんにちは!
歴史マニアの竹林です!
今日は、私の大好きなパンの
クロワッサンについてお話しますね!
クロワッサンと言えば、
あのオシャレな三日月の形が有名ですよね。
(写真は茨城県水戸市のクロワッサン専門店、「焼きたてクロワッサンの店」のものです。行ってみたい!!!)
実はこの形、
ただオシャレに見せるためのデザインではない!
…ご存じでしたか?
クロワッサンは
フランス生まれのイメージがありますが
(私だけかな笑)、
本当はオーストリア
(ヨーロッパの真ん中あたり。イタリアの上にあります)
の都、ウィーンだという説があります。
1683年(日本だと江戸時代、5代目将軍徳川綱吉の時代ですね)、
ウィーンはオスマントルコ帝国という、
今のトルコの軍隊に包囲されていました。
オスマントルコはめちゃめちゃ
強くて、絶体絶命!ウィーンは大ピンチです。
そんな中、
ウィーンのパン屋さんはまだ明け方で暗いのに
朝早くから起きて地下室でお店の準備。
働き者やなぁ。
その時、オスマントルコ軍が地下道を掘って
ウィーンに攻め込もうとしている怪しい音に気づきました。
パン屋さんは、
慌ててウィーン軍にこのことを知らせました。
パン屋さんのおかげでオスマントルコ軍は撃退され、
当時の皇帝ナポレオン1世はとてもとても喜びました。
そしてパン屋さんに「三日月の形のパンを作れ」と命じ、
そのパンをトルコに見立てて
「トルコなんか食っちまえ」(口調が上品ではないですね…)
と食べたというわけです。
余談ですが、
トルコの国旗にはイスラム信仰を示す三日月が
ついていますね。
(これが、トルコの国旗です↑)
赤い色は、オスマントルコ帝国を表しています。
三日月は、トルコのシンボルマークということです。
食べ物の雑学は知れば知るほど、
そのルーツや当時の人々のがんばりを
知ることができて面白いですね!
みなさんも、
身の回りのものの生まれに注目してみてください!
それでは、
Have a nice croissant(クロワッサン)!