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西大寺南校
【期末目前!】「-50」って?
2021年06月30日
ブログをご覧いただきありがとうございます。
期末テスト間近に迫った本日のブログは、
「-50」についてです!
-50とは…
1学期中間考査と
1学期期末考査を比べた際の
「平均点の降下」です!!
ポイントは、「平均点」というところ。
5月の末にあった中間から、次の期末まで約1カ月。
その「たった1カ月」の間にいったい何が…?
実はテストが難しくなった、というだけではなく、
テストの範囲が広がった+あまり時間がない
というのが大きなポイントだととらえています。
たった1カ月ではありますが、生徒たちからすれば、
「中間テストが終わったのにもう期末テスト?!」と、
ゴール目前まで走っていたのに、
急にゴールが遠ざかってしまったリレー、の状態。
生徒によっては「へろへろ」状態で走っているようなものです。
また、学校によってはテスト前日にやっとテスト範囲が終わる、なんて科目もあったり…
中間ほど「準備万端」で臨めていない、というのも原因かもしれません。
ということで過去のテスト結果5年分を見比べてみたところ、
毎年 最小で-20、最大で-50
テストの平均点が下がっていました。
どちらにせよ下がっています。
またそのあとも少しずつ降下を続け、
例年、270-290点くらいになって落ち着いていきます。
例えば、中間テストで390点だった生徒が340点になってくると、
ちょっとびっくりしてこう言ってしまうかもしれません。
「勉強ちゃんとしてた!?」
でもその生徒さんは「してた!!」とそのまま喧嘩になってしまうかもしれません。
実際、「している」んです。
けれど、テストは難しいし、広がっているし、
時間が十分ではなかったし。と三重苦の状態。
どうか、「-50」という事実も頭の片隅においていただけると嬉しいです。
では
生徒の頑張りはどうみれば?という話です。
ちゃんとこちらにも見方があります。
それは、「平均点との差でみる」です。
例えば先ほどの340点だった生徒さん。
平均点をみると274点
つまり、周りのみんなより66点分も頑張っていたのです。
これは「しっかり勉強していた」といえるのではないでしょうか。
反対に、平均が274点で、
自分の点数も274点だった。だと、
皆と同じ分だけ頑張ったけど、
問題の難易度に振り回されている
と考えられます。
また平均点以下だった、だと、その分頑張りが足りなかった
と考えられるわけです。その場合はこちらでも話をしていきます。
テストの点数をそんな風にみていただけるとまた違った会話がうまれるかもしれません。
以下はテスト直前の土日開放の際の外観です。
生徒はよく頑張ってくれました!